(平成30年6月27日修正)
武蔵野市精神障害者共同作業所設立準備委員会設立。
それまでは精神障害者の作業所がなかったため、知的障害者の作業所「せんかわ第2作業所」に通っていた。
その「せんかわ第2作業所」当時の所長の発起により、精神障害者共同作業所設立準備会が設立された。
精神保健市民講座。
精神障害者共同作業所ワークショップMEW設立
Musashino Enjoyful Workshopの頭文字をとってMEWとなる。
当時、運営委員に元英語教師がおり、Enjoyfulという英単語はないが、楽しさが溢れている感じがよいのではとの提案があり、あえて造語をあてた。
NPO法人登記の際、造語を使うのはおかしいのではという意見から、平成12年Enjoyful→Enjoyableへと変更する。
武蔵野市には、これまで精神障害者の社会復帰の場は保健所デイケアのみでした。
しかし障害者が地域で安心して生活していくため、作業所を設立してほしいという声が、本人や家族から高まりつつありました。
こうした市内の現状に対して、家族や市民各関係機関の職員を中心に平成1年4月に準備委員会を設立し、精神保健セミナーの開催など準備活動を行い、平成3年4月「ワークショップMEW」がスタートしました。
落語in Musashino VOL1(チャリティー落語、市内在住の故春風亭柳昇師匠門下5名)。
落語in Musashino VOL2(チャリティー落語、市内在住の故春風亭柳昇師匠門下5名)。
第1回バザー西久保公園(いなげや前)にて開催
落語in Musashino VOL3(チャリティー落語、市内在住の故春風亭柳昇師匠門下5名)。
第2回バザー西久保公園(いなげや前)にて開催。
「人権宣言IN武蔵野-これからの地域精神保健福祉-」開催。
当時厚生大臣の菅直人氏があいさつ。シンポジストは、厚生省精神保健福祉課長田中慶司氏、日本障害者協議会代表・ゼンコロ会長、亡き調一興氏、日本病院・地域精神医学会理事長樋田精一氏(当時)(現法人理事長)、全家連専務理事(当時)滝沢武久氏、全国精神障害者団体連合会代表(当時)小坂功氏。進行にはNHKアナウンサーの井筒屋勝巳氏。
武蔵野公会堂に全国から多数参加。会場が満員となり、消防法の定員を超える危険性があるため、公会堂から入場ストップの命令が出る。
第3回バザー(武蔵野1中)にて開催。
精神障害者共同作業所「就労支援センターMEW」設立(Cランク、職員1名)
ワークショップMEWと同じ、授産作業を行うタイプの作業所、憩いの場的作業所、一般就労支援を行う作業所のどれにするか、運営委員会にて議論の末、一般就労支援を行う作業所となる。
就労支援センターMEWは、就労を希望する精神科通院中の人に利用していただく施設として、平成9年4月に、アメリカにある当事者の主体性を重視したクラブハウスをモデルにオープンしました。
MEW運営委員会がNPO法人ミューとして法人登記。
精神障害者地域生活支援センター「ライフサポートMEW」設立(市委託)。
平成10年3月、特定非営利活動促進法が制定されたことにより、私たちのこれまでの活動をより一層活発化し、社会的に認知された活動団体とするために、4月27日に設立総会を開き法人化を決議しました。
そして9月25日、障害者が地域で自立生活できる社会の実現を図るため、精神障害者の自立生活支援に関する事業や、障害者や高齢者が暮らしやすいまちづくりに関する事業を行い、ノーマライゼイション社会の実現に寄与することを目的として、特定非営利法人(NPO法人)ミューを設立しました。
ワークショップMEW設立10周年記念式典(記念講演:広田和子氏、武蔵野商工会館)。
精神保健福祉啓発事業開始(市委託):年に一回は350名規模の講演会・市民に精神保健福祉に関する知識の普及啓発を行う。
精神障害者ホームヘルパー養成研修開始(市委託)。
精神障害者グループホーム「ミューのいえ」設立。
精神保健福祉ボランティア育成事業開始(他団体と共催):精神保健ボランティアセミナーの開催・市内ボランティア団体、ボランティアセンターとの連携。
グループホームとは、地域での1人暮らしを希望している精神障害者の方で、1人暮らしをするには自信のない方のために、職員や仲間等、様々な人のサポートの中で、1人暮らしの練習をする場所です。
入居期限は原則3年です。
自立支援法施行により、グループホームミュ-のいえが新体系に移行。
その半年後にライフサポートMEWが地域活動支援センターⅠ型と相談支援事業へと移行。
指定相談支援事業者(利用者の依頼を受けてサービス利用計画を作成し、関係機関と連携を取りながら指定障害福祉サービス等の提供の確保などの支援を行う)となる。
就労支援センターMEW設立10周年記念式典(記念講演:藤木則夫厚生労働省総務課長、西久保コミセン)。
市民こころの健康支援事業開始(市委託):市民こころの健康相談室・メンタルヘルスに関する出前講座やテーマ講座の開催。
市民に対して気軽に相談できる体制の整備。自殺予防の一環として、市民からのさまざまな相談を受ける。
移動支援事業開始(市登録):ヘルパーステーションミュー。
精神障害者ガイドヘルパーの派遣。
障害者委託訓練事業実施(国事業、東京しごと財団委託):ビジネスマナーとパソコンスキルの習得・就労に向けた有期限の訓練。
障害者就労支援事業開始(市委託):「あいる」への職員の派遣。
一般就労を希望する障害者を対象に、職業相談、就職準備、職場定着などの就労面の支援及び生活面の支援を行う。
東京都退院促進支援事業開始(都委託):グループホーム活用型ショートステイ。
武蔵野市企業内通所授産事業開始(都補助事業):浩仁堂(本の状態のパソコン入力作業)。
作業所利用者の企業内就労体験。作業所に通所する利用者の一般し就労への移行の促進を図る。
小規模作業所ワークショップMEWが障害者自立支援法の体系に移行(法内化)し、
10月1日から、定員20名の多機能型(就労移行支援事業所・就労継続支援B型事業所)になる。
同じく精神障害者共同作業所で一般就労支援を実施していた就労支援センターMEWが平成23年4月1日より法内化し、定員20名の就労移行支援事業所として指定される。
平成24年5月1日よりライフサポートMEWが、一般相談、特定相談支援事業所に指定される。また、地域移行・地域定着事業も10月に指定事業所となった。
平成26年4月より、東京都退院促進支援事業(都委託):グループホーム活用型ショートステイ事業は終了となった。
5月にミュー法人本部事務局及びワークショップMEW、ライフサポートMEWが移転し、1ヵ所に統合した。
3月に武蔵野市移動支援事業(武蔵野市委託)として運営していたヘルパーステーション ミューの事業を終了した。
4月にワークショップMEWと就労支援センターMEWを統合し、多機能型事業所(就労継続支援B型・定員24名、就労移行支援・定員10名)として一体的な運営を開始した。
5月にミューのいえ西久保ユニット(共同生活援助・介護サービス包括型・通過型グループホーム・定員7名)を開設した。既存のグループホームは、ミューのいえ境ユニットとして運営を継続。
NPO法人設立20周年を迎え記念誌を発行した(新型コロナウィルス感染症の影響を受け、記念式典は中止とした)。
建物の老朽化により、ミューのいえ境(グループホーム)の移転を1月30日に完了した。移転に伴いユニット名をミューのいえみなみに改称した。
就労支援センターMEW(就労移行支援事業所)を3月31日付で事業廃止とした。